車検はどこで受けても同じになるのか

車検というのは様々なところで受けられるようになっています。ディーラーやメーカーの他、整備工場やカー用品店、その他にも検査や整備を請け負う専門業者というのも存在しています。これらは満了日の一ヶ月前ならばいつでも受けることができ、予約しておけば当日に必要な書類を持って行くことですぐに手続きをしてもらうことが可能です。では、これらの業者はどこに依頼しても同じようなものだと言えるのでしょうか。安心感としてはメーカーなどが高そうで、部品も揃いやすくて安全性も高そうに思えます。整備工場なども専門で行っているのなら技術も確かなものではないかという風にも考えられます。料金の面に関しては、自賠責保険料と重量税と印紙代の三つは国に支払うものなのでどこの業者でも一円も変わりません。

しかし、車検基本料となるものが業者によっては扱いが違い、点検料と整備料と申請代行料というものが別途料金として請求されるか、または基本料の中に含まれるかの違いが出てきます。メーカーやディーラーに依頼した場合、これらは売るのが基本となっているために整備の専門でない場合も高く、新しいのに買い換えて欲しいと勧誘されることもあります。そして部品が豊富にある一方で、少しでも年式の古い部品を全て変えられてしまう過剰整備をされてしまう心配もあります。その一方で、大手の車検専門業者に依頼を出す場合、数多くの種類の車を扱っているために整備の知識や部品の調達も安定している上、必要最低限の料金だけで安心して車を乗れるようにして貰えるメリットが出ます。基本料金をどのように設定しているかなどを見ることで、安心して頼める場所かどうかが判断できます。